アメリカのお薬が高すぎ! あるある~安くなるかもテク
アメリカの薬局 ”あるある” で、一番が、やはりお薬が高額なところでしょうね。
薬局のカウンターで
”保険適用外でで10万ドルです。”
なんて言われることもあります。
”えっ”ってなりますよね。
まずは、落ち着いて。あなたの保険はどれですか?
1、海外旅行保険
2、留学生用の長期保険、留学先の大学で入っている健康保険
3、現地の健康保険 (出向、現地採用の会社から出ている保険)
4、健康保険ではなく、交通事故、ホテル、レストラン内などでの怪我の治療薬
5、保険なし
1、海外旅行保険の場合
高額なお薬でも後からレシートを必要書類と一緒に提出すれば、全額帰ってくるはずです。(保険の上限などはあるかもしれないので、詳細を読むのを忘れずに。)
高額すぎて、心配な場合、もしくは、手元にお金がない場合には、保険会社の現地電話番号にかけて聞いてみましょう。直接払っていただけることもあります。
**ただし、病気の予防のためのお薬、予防接種、健康診断、それから、旅行前からある病気やケガの治療のためのお薬は、例外です。
こちらの費用はカバーされませんので、旅行先には持病のお薬、絶対に忘れないでくださいね。
2、留学生用の長期保険、留学先の大学で入っている健康保険
留学生の海外長期保険は大体海外旅行保険と一緒です。1、をよんでください。
留学先の大学などで健康保険に入れることがありますが、これはケースバイケースです。
普通の健康保険と同じものもあれば (3、を読んでください。)、基本的に、大学構内での医療機関を利用して、重病の時だけ、学校外の薬局が使える、という、保険もあります。
まずは校内にある機関を最大限に利用してください。
どうしてもお薬を学校外の薬局で買う場合には、20%負担から全額負担になることもあります。
3、現地の健康保険 (出向、現地採用の会社から出ている保険)
アメリカにはたくさんの種類の健康保険があって、その保険料も、自己負担額もピンキリです。
いい保険ですと、お薬の自己負担額 ”$0” なんていう、ものから、自己負担額が 5000ドルになるまで、全額負担。なんていうものまであります。(そのあと自己負担額が%で決まっていたり。)
大体は
ジェネリック医薬品 $5-$20
それ以外 (ブランド brandname drug) $35-70
特別枠 (Specialty, Prior-Authorization)$50-$200
くらいの COPAY (規定自己負担額)があります。
まず、高額なのが保険適用外であれば、適用されるものがあるか、薬剤師か医師に、きいてみましょう。 そのお薬でなくても、大抵は、効果が同じで低価格なものがあります。処方箋を出したからと言ってそのお薬を買わなければいけない決まりはありません。
医師、薬剤師に、他の薬の名前を教えてもらったら、スマホから、保険会社のウェブサイトで、自分の自己負担額額か簡単に調べられます。
英語が苦手、という方は、健康保険会社に電話してみてください。法律で正式な通訳を保証されています。日本語で対応してくれる方につないでくれます。
どうしても、そのお薬じゃなきゃダメ。の場合
事前認証 (Prior Authoprization)が必要かもしれません。医師に保険会社に必要な書類を提出してもらいます。書類さえ認められれば 自己負担額高めですが、すぐにカバーされます。(多忙な医師によっては、この書類に手数料を取る場合や、時間がかかる場合があります。)
保険適用内でも自己負担が高い場合。
そのお薬の製薬会社のウェブサイトを見てみましょう。
ブランド薬の自己負担額が減るクーポンがあったりします。
(**サーチエンジンを使うときは気をつけてください。正式なサイトのクーポンを使ってください。ディスカウントカードとは違います。)
おかしなことに保険会社の契約によってブランドのほうがジェネリック薬より安い。なんてこともあります。
4、健康保険ではなく、交通事故、ホテル、レストラン内などでの怪我の治療薬
こんなケースは自動車事故保険、企業の賠償保険、などから全額、精算されます。企業の場合は直接薬局に支払われることもあります。
自動車保険などは上限があったり、賠償が遅いこともあります。保険会社に来てみましょう。
5、保険なし
旅行の場合。ツアーや、航空券を買った、クレジットカードの保証が聞く場合があります。カード会社の現地番号に電話してみましょう。
先程、 ディスカウントカードのことがチョイっとでましたが、"pharmacy discount card" グーグルすれば、いっぱい出てきます。
最近ではアプリもあって、先にディスカウントされた値段を払って、薬局でコードを見せるだけ。というのもあります。
最後に、アメリカの薬局では保険適用前提なので、薬局によって定価 (保険適用前の値段、Cash Price)かなり値段が違うこともあります。電話で聞いてみる価値あるかもしれません。